きまぐれにっき

きまぐれに生きていきたいヲタクのブログ

阿呆!阿呆!!

観劇して参りました…

 

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はじめまして、新国立劇場

噂に聞いていた通りの分かりにくさでした!!でも迷わず行けたよおかあさーーーん!!!

 

と、いう訳で。

自分の現場振り返りブログって自分の好きなことしか書いてなくて、後から見返すとめちゃくちゃ共感できて面白いので(当たり前)、2020年はちゃんとこまめに残しておこうと、2019年末に思いまして。今、このブログを書いております。ブログは熱いうちに書け。

とか言いながら2020年の現場初めであるKinKiさんのコンサートの感想ブログ書いてないのは触れないでください←

 

 

さてさて、この先ネタバレ含みますので、未観劇の方は回れ右を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(同時期に違う舞台に立っているふみとつに思いを馳せながら)

 

 

 

 

 

 

 

さて、今回の阿呆浪士。

赤穂浪士の物語ということで、今まで忠臣蔵が有名なのは知ってたけど、討ち入りの物語そのものに関してはよく知らなかった私。

はしちゃんの映画『決算!忠臣蔵』があったので、そこでようやく忠臣蔵の大まかな流れを把握したのでありました。

だから、登場人物もなんとなく把握はしていて。分かっている部分がある分、何も知らないよりは楽しめたのかしら、と。

 

でも、舞台そのものが時代物というよりは現代に近い台詞回しや演出でとっても分かりやすくて。

くすっと思わず笑ってしまうシーンから、大笑いしてしまうシーンまで、細かなネタがそこかしこに隠れていて面白かったです。

きっと、忠臣蔵のことを何も知らなくても楽しめた。そのくらい分かりやすい物語だったなぁと感じました。

 

 

今回特徴的だったのはやっぱり、なんと言っても『ペンラうちわで応援OK!』というところだったのではないでしょうか。

私はマジカルLOVEスティック持って行ったんだけど、圧倒的マジカルLOVEスティック率の高さで笑ってしまった。えび担マジカルLOVEスティック好きすぎる問題。

ふみちゃん悲しんじゃうでしょ!メリケンサックも持ってよね!まったくもう。(とか言いつつ私はメリケンサック持ってない)

でも可愛いもんな、マジカルLOVEスティック。ジャニヲタじゃないお客さんにまたちょっと話題になってるの、知ってるんだから……

 

おっと話がズレました。

うちわも持ち込みOKだったけど、私は荷物になるので持っていきませんでした。

代わりに劇場でお借りしたのだけど、ちゃんとピンクと緑が多めに用意されているあたり、ヲタクの心理読まれてるっていうか。もちろんピンクを持ちましたよ、ええ。単純なヲタクなので。

私の周りも、割と貸し出しうちわ振っている方が多かったな。

 

ペンラの光が、見事にピンクと緑に別れていて、さすがジャニヲタ、なかなか教育が行き届いてるなって思いました。ペンラのオンオフの速度も教育されてて面白かった。

途中、うっかりペンラ落としてしまって隣のお姉さんにご迷惑おかけしてしまったことはここでお詫び申し上げます……優しいえび担さんでよかった………同じピンクのマジカルLOVEスティック持ってた………

 

ただ、個人的な感想としては、ペンラやうちわが綺麗だなぁって思うのは、そこに一体感があるからであって、やっぱりあの感動的な景色はコンサートやライブ特有のものなのかなぁなんて、思ってしまいました。

そこにいる誰もが、同じように同じ気持ちで演者を愛しているからこそ生まれる一体感、というか…。それがどうしても、外部舞台じゃ難しいよね、っていう。

もちろん演出として振ってはいたし、綺麗だなぁ!とも思ったけれど、全員が全員持っている訳では無いあの状況で、ちょっと違うなぁ…なんて感じてしまったのも事実です。

これは決して否定とかではなく。ラサールさんが「あの綺麗なペンラの海をいろんな人に見て欲しい…!」と仰る気持ちもよーーーく分かるので…。

ただ劇場なら、手拍子の方が一体感出たかもね、ってちょっと思ってしまったなぁ。

 

あの景色に関しては、ジャニヲタじゃない方の感想をぜひ聞いてみたい。

 

 

 

さてさて、とっつーと福ちゃんの話をしますと、やっぱり2人とも、お芝居うまいなぁ~~~~~!!!という感想です。

 

とっつーは、あの江戸っ子全開の台詞回しがとっても似合っていて、生き生きと八を演じているというか、八を生きてるなぁと思いました。

(^∀^) <ウン!!!

 

長屋の魚屋なんてチャキチャキの商人なのに、いちいち綺麗な所作入れてくるの普通に笑ってしまった。ターンが美しすぎる。

それから顔がよすぎる。あんな魚屋ほんとに江戸にいました????ほんとのほんとは歌舞伎役者とかなんじゃないの????ヨッ色男!!!

 

ハッとしたのは2幕の大石内蔵助に啖呵切るとこだなぁ。

シンプルに真っ直ぐな『怒り』だけが届いて、あぁ八っつぁんはなんて真っ直ぐで純粋で自分の気持ちに嘘がない人なんだろうと思った。

いや嘘つきまくった結果がこれなんだけど。そうじゃなくて、常に目の前に全力。そんな感じかなぁ。

それからラストシーン。八の思い。覚悟。真っ白な着物で「あ、俺の番だ」と軽く言った所でなんだかぐっときました。後悔とかしたかな。順番待ってる間、ぐちぐち言ってたかな。それとも、笑顔ですっぱり腹切ったかな。

いろんな想像をしてしまいました。

 

お幸さんに対する雑な態度になぜかきゅんとしてしまったのは一生の不覚です(おおげさ)

 

 

 

それから貞四郎。

あれ?貞四郎さんだった?

割と福ちゃんじゃなかった???

真面目でお堅い役とは?????

割と登場冒頭からふざけたシーンで笑ってしまった。いつもの福ちゃんじゃん。

 

でもやっぱりそこは役者・福田悠太さん。

声の響きがとっても心地よくて、緩急のついた台詞回しはさすがでした……うまいなぁ………

なんの違和感も無く、舞台役者さんたちの中に溶け込めるのは本当にすごいと思う。

 

ラストシーンは、貞さんの悔しいとか情けないとか不甲斐ないとかいろんな感情がぐちゃぐちゃになって迫ってきて、それを後ろ姿だけで表現するのほんとすごいと思いました。

自らを斬るために刀を抜いた瞬間は、武士の顔をしていてすごく眩しかった。美しかったです。

 

天性のスタイルの良さと、きりりとしたお顔立ち故に、お着物がとっっっっても似合う…………素敵だった………

あんなお顔で「お前と生きたい」だの「俺にはお前しかいない」(ニュアンス)だの言われて抱きしめられたら、そらぁ駆け落ちしますわ……私も貞さんと駆け落ちしたい……

 

かぼちゃを売り歩く貞さん普通に可愛いし普通にギャグでした。最高。

 

 

 

歌も踊りもお祭り騒ぎ!って感じで楽しかったです。とつふくの踊りはさすがジャニーズ。やっぱりキレがあってよかった。うん。

それから2幕冒頭の歌を聴いて、とっつーにいつか本気の演歌やって欲しいと思ったな。

 

 

演者も客も、一緒に阿呆になって楽しめる、最高のお芝居でした。

大阪でも阿呆になるので楽しみです!!!!!!!!!

 

次はちゃんと2人にお手紙書こうっと。