応援ってすごい。
映画「オレたち応援屋!!」を観てきました。
幸運なことに、舞台挨拶中継も観ることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
A.B.C-Zと、HiHiJetsのふたりと、監督との、とても和やかな関係性が見えて、素敵な舞台挨拶でした。
めちゃくちゃ笑った。
そして、きっと取材が入っていたらあそこまでゆるい(って言ったら失礼なのかしら)空気感じゃなかったのかなぁと思うと、中継とはいえあの空間を覗くことができたのは本当にラッキーだったなと思いました。
まず、A.B.C-Zほんっとに仲良いんだな!ってのが伝わってきてほっこり。
映画本編でも、応援屋仲良いな〜!って随所で思ったんだけど、それはやっぱり演じている5人の空気感あってこそだよなぁ、なんて5人のやりとりを見ながら思っていました。
そして、監督はやっぱりとつご推しなんだな←
塚ちゃんの「監督のとっつー贔屓がすごいよ!」という叫びには戸塚田を感じたし、「じゃあ自分に何が足りないか考えなさいよ」というはっしーには橋塚を感じた。わちゃわちゃのやりとりかわいいしかない。そしてケラケラ笑う五関様の図。平和か。
トークの節々にも、平和とカワイイが溢れていて。
以下、私の記憶するトークの一部です。
メモとっていたとかではないので、全部ニュアンスですあしからず。
①はっしーのホテル話
監督「はっしーホテルでなんかあったんでしょ?」
橋「撮影が夜中1時くらいに終わって。ホテルのフロントとかも全部まっくらだったから、こわくて。メンバーにグループメールで『こわいからだれかいっしょにねよ』って送ったんですけど、みんなスルーで」
監督「ガン無視だ」
橋「そう、ガン無視で。で、誰かが『シャワーでない』とか言ってたからおれテレビ見てたけど途中でシャワー出しに行って。で、テレビのとこ戻ったらテレビつかなくなってて…叩いてみたけどつかなくて」
河「それ昔のテレビwww」
橋「で、マネージャーさん呼んで、近くのファミレスで過ごしました」
暗いのこわくてメンバーに「いっしょにねよ」とか言う最年少(27歳男性)けしからんな…
②カメラ小僧とっつー
撮影中、空き時間にはずっと小説を読んでいたというとっつー。
ある時は狛犬に寄りかかって読んでいたとか。
監督「でも最近カメラなんでしょ?」
戸「そうですね、最近は、カメラ小僧で。今も持ってるんですけど」
メンバーざわざわ←
なんで本番中に持ってんのwwwww
戸「フィルムカメラなんですよ。じゃあちょっと記念に……郁人」
河「おれぇ!?」
塚「とっつーが河合をイジった!!!!!(嬉しそう)」
猪「いやいやいや何でですかオレ撮りますよ」
五「あぁいいのいいの」
河「なんでだよぉ…(と言いつつちゃんとみんな収まるところまで下がってカメラを構える)」
監督「じゃあ俺河合くんのとこ行こう」
河「ハイチーズ」
五「(真顔でオシャレポーズ)」
この流れもうまるっと可愛いだった…
そうやんごめんな、A.B.C-Zおじさんたちが戸惑わせて…
そしてこの後、もう一枚撮ろうってなったら今度はとっつーがカメラ構えだして、またそうやんが「だから俺撮りますって!」「なんでこの記念の舞台に5人揃わないんですか!!」とあわあわしていて大変申し訳なかった。ごめんな、そうやん…君は良い子だ……
③雷神の舞の話
Jr.のみんなが、ずっと舞の練習をしていたという話から。
猪「普段踊っているダンスとジャンルが違うし、本当に覚えられなくて!何でここからこのステップに行くのか意味が分からないし、俺らからしたらそれに対応してるA.B.C-Zさんも意味が分からないし」
えび「(笑)」
橋「いやでも、俺もギリギリよ」
猪「そうなんすか!?」
五「雑誌とかでは『やっと五関くんの振り付けを踊れて嬉しい』みたいに言ってくれてたのに実際…」
猪「いや違うんすよ!嬉しいんすけど!ほんっと難しくて!!!」
そうやんの認識が「A.B.C-Z意味分からん」なの私たちと解釈が一致して嬉しいなと思った←
私ががっつり印象に残ってるのはこんな感じかな……
まだ思い出せてないとこたくさんあると思うんだけど←
とにかく、このトークコーナーが楽しすぎて、普通にバラエティ番組見てる気分だった。
それから、7人中継カメラに向かって決めゼリフを言うって企画があったんだけど、やっぱり五関様ってすごいなっていう感想です…一緒に仕事すると誰しも五関担になってしまう理由がわかった気がする。
郁人の決め台詞はくすくす笑いが起こっていたけど←
結構、私はやられていました。なんであの人あんなに顔が綺麗なん……
戸塚さんも顔がいいしかなかったし、あの状況でほんとよく頑張ったよずきうや…
そうやんに関してはあの子すごいね、頭がよく回ることよ……って関心するおばちゃんになった。
終始和やかで、平和な会見だったな。
本当に、面白かった!
そして本編ですよ。
いろんなとこにネタが仕込まれてて、ずっと笑っていたような気がする。
メンバーおすすめの変顔も、最初はえ…変顔…とか思ってたけど本人たちがこだわってんならそれでいっか!と楽しく見れました(笑)
というか、5人のキャラクターがあてがきなだけあって、もう5人そのまんまじゃん!てげらげら笑ってしまった。
まず剣持くん。
クソームンーダってなんだよ!!!ナポソタリって!なんだよ!!!!!かわいい!!!!!!!!!!!!!!!
ソとンとリの書き分けできないのただの橋本良亮じゃんかわいい。
さすがあてがき。すごい。
散々文句言いながらも結局は全力でやったり、解散だ廃業だと言いつつ1人行動して解決の糸口見つけてくるくらいには真面目だし、剣持くんツンデレにも程がある。そんなん他の4人が全力で引き留めるのも頷ける。
5人主演と言いつつ、結局メインな役所は橋本が掻っ攫っていくあたり、A.B.C-Zの主演映画だなと言う感じがしました。大変よかったです。
大城戸くん。
応援屋のヒロイン枠はここなのでは!?と思った。
優しさ担当は伊達じゃない…ほわほわであったかくて、生徒たちと向き合うと先生かお父さんかという空気感でした。
だけど、学校に向かう途中で階段を降りている場面。さおりんにほわぁ〜っとした後に振り返って眼光鋭く階段上を睨むところは、ああこの人なんて良い顔するんだろうって思った。一瞬で表情と纏う空気感が変わってしまうの、すごいなぁ。
そしてまともに見えつつ、風呂場のシーンでは一番やべぇ奴感出てるからバランス最高だなって思います。
犀川くん。
舞台観てるから関西弁の謎がわかるけど、これ映画だけ見るとマジでなんでこんな無理して関西弁しゃべってんの!?ってなる(笑)
そのくらい、標準語と関西弁が入り混じっててキャラがぐらぐらしてるよ…関西弁頑張ったねヨシヨシ…
真剣なところでは標準語になるという設定かと思いきや、ラストで町長に思いを訴えるところではしっかり関西弁だし。
犀川をどういう位置付けにしたかったのかがイマイチ謎で、そのあたりのトンチキ感も含めて好きです。衣装がちゃんと豹柄なあたりこだわってて良い。ていうか、関西弁キャラだから豹柄着てる犀川くん単純すぎて可愛いじゃない?????
白井さん。
五関様が眼鏡をお召しになっているという時点で白井和馬の優勝じゃん?
一番真面目なキャラかと思いきや、あざとい女に弱いチョロい男なの推せる。
キーボードの叩き方のクセとか、眼鏡をすちゃっと外す仕草とか、細かいところで、あぁやっぱりこの人もA.B.C-Zなんだなって思います。クセの塊。
女風呂覗くためにそんな真剣な顔してフォーメーション指示しないで欲しい。
森田くん。
塚ちゃん5割増し!!!!!って感じだよね。カワイイ。
森田くんが集金担当なのは今すぐ変えた方がいいと思うし、多分応援屋が便利屋として名が通ってるのも森田くんが原因だと思う。
なんでもやってあげちゃう奉仕の人だもんね。
だけど、人一倍アツくて、高校生たちに啖呵を切るあのシーンはぐっときたな。いやなんでお前が泣くん!?!?ってちょっと笑ったのは内緒です。何に対しても全力で、まっすぐな森田くんは塚ちゃんにぴったりだなと思った。
空気の読めなさとか、剣持くんに対して「好きなんじゃないのぉ!?」とにやにやいひひ、と笑うとことか、きっと嫌われてしまいやすい要素がたくさんあるのに、それでも魅力的でキュートな森田というキャラクターになっているのは、塚ちゃんが演じるからこそだなぁと思います。
この5人の空気感が、ものすごく心地良くて、ああ仲良いなぁっていうのが存分に伝わってきました。
その仲の良さから、応援屋の歴史が感じられるような。
じゃなきゃ、いい大人が風呂であんな真面目にふざけた真似はしないし、寝てる時に手繋いだり抱きついたりしない……
書いてて思ったけど気持ち悪いくらい仲良いな。
雷神の舞は、ぞわっと鳥肌が立つくらい圧巻!でした。
ジャニーズ映画感がすごかったなぁ…というか、『ジャニーズ映画』という言葉がどうなんだという感じだけど(笑)
やっぱり五関様の振り付けは、観るべきところがばっと映える構成だなと思いました。
舞、というだけあって、女性パートは優雅だったし、えびとJr.が踊るところはがっつり男らしくてよかった。
五関様、こんな振りもつけられるんですね…すごい…
でも、結局今回もお金には繋がらなくて、それでもきっとこれからも5人仲良くやっていくんだろうな、と思えて。
その応援屋の姿が、こう言ってはアレだけど、世間的な売り上げとか、オリコンとか、テレビの露出とかに直結しなくても、常に全力でファンを想って活動してくれるA.B.C-Zと重なった。
一歩一歩、着実に道を切り拓き進んでいく姿が、かっこいいなと思いました。
人ってやっぱり、応援されると嬉しいじゃないですか。
そして、応援する側も、相手のことを想って、力一杯声をだして応援することで何かしらの力を受け取る。
とっつーも言っていたけど、応援する側にも、ドラマがあるんだな、と。
応援するって、応援されることなんだな、と。
いつもA.B.C-Zを応援していて感じることが詰まっていた映画。
そんな応援屋の物語、ぜひ、たくさんの人に劇場で観てもらいたいなと思います。