観劇してきました、否、乗船してきました。
SHOW BOY!!!!!!!!!!!!
(しょくぱんまん撮影してたら通りすがりのお姉さんに鼻で笑われたシアタークリエ前)
(初めて降り立った新歌舞伎座。この状況での千穐楽は感慨深い)
(地元で大千穐楽を迎えてくれるのは本当に嬉しい)
楽しすぎて仕事が急遽休みになったことをいいことに名古屋昼公演を増やし、結果4回乗船したSHOW BOY。
再演ということで、キャストも所々変更となり、もしかしたらちょっと変わってしまうのかなあと思っていたものの。
初演の楽しさ面白さそのままに、数段階パワーアップしてハッピーマシマシになっていたので嬉しかった。
Twitterでも散々言った気がするけど、SHOW BOY年中観たい。
何回観ても新しい発見があって、新しい感想が生まれて、観るその時によって心打たれる場所も微妙に変わってきて。
何度観ても新鮮に楽しい、最高の舞台だなと思います。
私、SHOW BOYが観られる時代に生まれて幸せだな。
話の大筋や演出は変わっていなかったので、そうそう、これこれ!!!と久しぶりに再会できた興奮を味わうことができました。
たいへん私事ですが、元々福田担を名乗っていた自分がおじさんに出会って恋に落ち、いろいろな葛藤を経て越岡担に降りたという経緯があるのでSHOW BOY(というかおじさん)にはだいぶ人生狂わされてます。ずるい人だよまったく。
そんな私の、おじさん…しか言ってない前回のSHOW BOY感想ブログがこちら。
今回のSHOW BOYは、クリエ、歌舞伎座、そして公会堂と、各地で乗船できたことにより、細かい演出の違いや、役者さんたちの演技の変化なんかを楽しむことができてものすごく満足できました。
どうしても、さーや支配人が鮮明に記憶に残っているので、しょこたん支配人がどんな感じなのやらとワクワクそわそわしていたのですがまーーーーーーーーーーーーしょこたんカワユスなぁーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
興奮して太字特大フォントになってしまいました。
やーーー、カワユスでした。びっくり。
小さい身体(注:ふぉ〜ゆ〜比)でステージ上を駆け回るしょこたん支配人、めちゃくちゃに可愛らしくて、一生懸命さが伝わってきて、簡単に大好きになってしまった。
なんだろう、これはもう「愛おしい」という感覚なのかもしれない。
どうしても初演と比べてしまうところはあるのでそこはお許し願いたいのだけど、最初の裏方さんとのやり取りで、さーや姉ちゃんは圧倒的に力が上だったのに対してしょこたん姉ちゃん頑張って踏ん張って強くあろうとしてる印象を受けて、もうそこから可愛かった。
弟だってしょこたん姉ちゃんのことカワイイと思ってるでしょ。そうでしょ。なんだあのカワイイ生き物!
バインダーで叩く時には「ぽかぽか」という効果音が聞こえたし、「本番45分前!」と焦って走り出す後ろ姿には漫画のような汗のマークが見えた。カワイイ。
それから一番私が好きだったのは、見習いくんとのシーンですね。
「弟さんは…?」ときょろきょろする見習いくんを見て振り返った時の笑い方。
「ぐぅっふふふふ♡喜」て感じで大変ヲタクらしい気持ち悪さが出てました!!!最高!!!!!!!
あと、背の高い見習いくんの頭わしわしするとこは2人そろってまるっとカワイイでした。
それでも歌い出したら流石の歌唱力。
どうしてあんな可愛らしい身体から、迫力ある低音のビブラートが出るのかしら…ぞくっとした。
「メイクアップ!」と歌いながらポーズを決めた時には、思わず「セーラームーンだーーーーー!!!!!」と心の中で両手の拳を上げました。
アドリブも全公演変えたと、大千穐楽で仰っていましたが、あそこでしょこたんの歌声が聴けるの贅沢すぎたな。
私は「パートオブユアワールド」や「大阪Lover」が聴けたのでそこだけ別でしょこたんにチケ代払わなきゃと思いました。
いやうますぎるんよ…
でもさすがに、名古屋の「ひつまぶ ひつまぶ ひっつまぶ♪」は可愛すぎて悶絶した。語呂の悪さ…!
ひつまぶし、食べられたみたいで良かったです。
しょこたん支配人が可愛いすぎて、しょこたんファンのブログみたいになってしまいましたが、ここらでダンサーの話もさせてください。
今回、主演ダンサーを演じた高田翔くん。
私はSHOCKくらいでしか見たことがなかったので、高田くんの演技は未知でした。
それに、主演ダンサーはこれまた初演の強烈なイメージがこびりついているので、正直、最初の「寝てるんですよ!」のシーンで物足りなさを感じてしまったの。狂気が足りない…(いやそもそも狂気は必要ないんだと思うけど)
初演のダンサーは常軌を逸したストーカーだったので、ラストシーンで本当に「ひぇ…」という悲鳴が漏れていたのですが、タカショーダンサーはなんかこう、爽やかなストーカーって感じでした。ストーカーに爽やかという言葉がふさわしいかわからんけど。
ずっとへらへらしてて、幼い印象を受けましたね。
そのへらへら感が、先輩である裏方さんを小馬鹿にしてる雰囲気を出していて最初の2人のシーンがとても良かったです。
そして、高田くんの絶妙な声の高さというか、裏返る感じが、へなちょこ後輩みとか残念男子感を醸し出していてそれもまた良かった。
福ちゃんとのタップダンス、素敵でした。
それからエンジェル。
最初にクリエで観た時には、初演のエンジェルとすごく近い印象を受けて驚きました。
そしてその印象というか、台詞まわしや声のトーンを覚えていた自分にも引きつつ。
でも、次に大阪で観た時にはガラッと印象が変わっていて、また驚きました。ななちゃんのエンジェルは、こっちだったか!という。
バーのシーンとか、もっとねちっこくだる絡みしてた気がするんだけど、ちょっと声のトーンも低くなって可愛さと色気の比重が色気に傾いてたというか。でも、見習いくんと出会ってきゃっきゃとはしゃぐ姿には少女のような可愛らしさがあって。
この印象が変わったのはどこからだったんだろう…もしかしたら、ただの私の気のせいかもしれないとか思い始めた。
エンジェルと見習いくんの『エンターテイナー』はやっぱり大好きだなと思ったし、ななちゃんの歌が感情豊かでとても素敵でした。
ここまできたら少女と通訳さんの話もしなくては。
少女は、初演時にダブルキャストで元々演技の違いが見られていたので、私の中でそんなに固定された印象はありませんでした。
今回、Twitterでキャストコメントが流れていて、少女役のとわこちゃんが初舞台だというのも知っていて、映像でこしおじさんにあんな風に普段接されてるんだと勝手に心配になったりして。
あ、この心配というのは、あの歳であんな素敵なおじさんに出会ってしまったら人生狂わされるんじゃないかという心配です。
お前と一緒にすんなって?その通りですすみません。
ちょっと背伸びしたいお年頃な少女、でも本当に楽しそうにしている時には無邪気にきゃっきゃと笑う可愛らしい一面もあって、とても魅力的でした。
『ペーパームーン』を歌う前、少女がおじさんに言う「でも私、ピアノ弾ける人…好きだよ」という台詞。
その言葉は、いろんな気持ちが複雑に含まれた告白だったんじゃないかなと、思うのです。あれはきっと、少女が素直になった瞬間。
兄妹のような、戦友のような、そして恋人のような、そんな関係。
初演の時よりも、恋人感が増していてきゅんきゅんしてしまったな。
でも少女よ、そのおじさんはやめておきなさい…最高にかっこよくて最高に優しいけど最高にクズだと思うよ。
それから通訳さん!
訳す前の「っはい!」という癖…癖というのかは謎だけど、あれが見事にラストのマジックの所で生きていたので嬉しくなってしまいました。笑
マフィアとのコンビネーションも抜群で、マジシャンの楽屋に逃げてきた時のあの一連のコメディ感はとても楽しかった。
よくよく考えたらただの通訳のおじさんが突然ショーに登場してあんな華麗なタップを踏めるなんてとんでもない確率だけど、めちゃくちゃカッコよかったのでどうでもいいです。ああいう舞台におけるイケおじの活躍は大好きです。
大千穐楽のカテコでお話しされている姿を拝見する限り、たぶんふぉ〜ゆ〜と相性の良いイケてるテキトーおじさん略してイケおじなので、ふぉ〜ゆ〜のこと可愛がってくれてたらいいなと思ってます。勝手に。
初演キャストの皆様も、再演キャストの皆様も、本当に楽しそうにこの舞台に立っていらっしゃって、とても和気あいあいとしていてファミリー感があって。それもこれも座長ふぉ〜ゆ〜の雰囲気がそうさせているのかなと思うと勝手に誇らしくなりました。そうだよふぉ〜ゆ〜は素敵なお兄さんたちなんだよ…
カテコとかで話している雰囲気を見ていても、ふぉ〜ゆ〜ってとっても周りの皆様に愛されてるな、と嬉しくなります。
それはキャストさんだけじゃなくて、スタッフさんも。
名古屋の大千穐楽、あんなに話が盛り上がって、きっとこのご時世だから時間の制約とかも厳しい中、あそこまで自由に喋らせてくれていたのは愛されてないとできないよなぁと思ったりして。愛されてたところできっとあの後いろんな大人たちに怒られたとは思うんだけど。笑
名古屋大千穐楽、カテコで散々喋り倒して、マツの歯が手羽先で欠けたというまさかの告白を最後に幕を閉じたSHOW BOY。その後も鳴り止まぬ拍手に応えてくれて、再度のカーテンコール。ようやく幕が降りたと思ったら、規制退場が始まった途端に舞台上でガガガガ、とセットのバラシが始まった音がして客席がザワついた、という話をここに残しておきます。
あぁ、そうそう、ふぉ〜ゆ〜の歌唱力が格段に上がっていたという話を残しておきたかったんだ。
アカペラで歌うところ、初演では「ガンバレ…」と思うところが正直ありました。
だけど今回は、あんまり不安が無くて。
それに、どの楽曲も音が外れてしまうような場面が無くて、とても集中できました。
なんだかすごく偉そうな話をしてしまうんですが、やっぱり舞台上で歌われる歌は物語の一部なので、すっと入ってくるかどうかは大事だと思っていて。音が外れてしまったり、感情が乗ってなかったりするとどうしても気が散ってしまうというか…
だから、大好きなSHOW BOY楽曲たちを、なんのストレスも不安も無く楽しむことができてすごく嬉しかった!
ふぉ〜ゆ〜ってまだまだ成長し続けてるのか、とちょっと恐ろしくなったりはしたけど。笑
SHOW BOYの楽曲、本当にどれも大好きなので、東宝さん及びジャニーズ事務所は早くサントラ出してくれって思います。
ていうか逆になんで出ないんですか?はぁ?????(急にキレる)
毎日聴きたい。そしてテンションを上げたい。
今でも頭から離れなくていつでも脳内でSHOW BOY上演できます。
いろんなところで「SHOW BOYいい!」「楽しい!」という感想を見て、にやにやしていました。
そうだよ、SHOW BOYはこんなに楽しいんだよ。全人類見てくれ。
こんなに楽しいショーが、もう見られないのかと思うとしんどすぎて泣きそうなので早く再再演決まってください…大人しく待つから…
また、彼らに出会える日が来ることを願っています。