やっと、やっと、ここに来ることができました
3月に中止になったSHOCK。
本編を生で観劇することは叶いませんでしたが、今回ようやく、梅田芸術劇場にて、Endless SHOCKーEternalーを観劇することが叶いました。
(しょくぱんまんと共に)
現場の感想ブログは、時間が経ってから自分が見返すと楽しいので、またまたここに残しておこうと思います。
まぁよかったら誰か見てってくれという感じで。笑
しっかりと消毒をして、体温を計測して。
いざ劇場内に入ったら、オーケストラの皆さんが音出ししていて。
劇場内はなるべく会話を控えてください、という状況で、あの開演前の客席のワクワクに満ち溢れたざわめきが失われてしまったなぁと思っていたのだけど。そのオーケストラの音のざわめきがあるおかげで、その寂しさも少し紛れたような気がしました。
目薬をさして、双眼鏡を調整して、音のざわめきに耳を傾けながら目を閉じて開演を待つ。
それだけで、ああ、幸せだな、と。
台風も奇跡的に進路を逸れたしね!
ここまで仕事頑張ってきた甲斐があったってもんですよ。
やっぱり現場はいいなあ!!元気になりますね。心が。
さて、開演です。もうこの時点で心臓飛び出そうなくらい緊張してる。別に私が出るわけでも無いのに←
そして私はニューホラで泣き、屋上で泣き、タツヤソロのマツザキがかっこよくて泣き、ソリタリコシオカの色気に泣き、傘をさして語るマツザキに泣き、なんかもうずっと泣いていたわけなんですけども。
とにかく、コシオカ定点しすぎて一緒に行ったはずの妹(テラニシ定点)と話が噛み合わないったらありゃしない。
まずね、あの本編ラストの白衣装。
あそこから始まるのずるいなーって。もう泣けるじゃん。ね。
私、ニューホラがめちゃくちゃ好きで。
持ってる円盤でも何回コシオカのニューホラステップ巻き戻して見てるかってくらい好きで。
そんな大好きなニューホラを、ようやく生で見れたという喜びと、やっぱりコシオカのステップやターンが好きだなぁっていう気持ちと、ああ今私は生の演劇をリアルタイムで見てるんだなっていう実感でおいおい泣きました。
ニューホラの良さはもう語り尽くせないんですが、やっぱりこのオープニングからのショーのワクワク感と、キャストが揃って一気にステージが華やかになる感じと、心が弾む音楽に乗せた軽やかなダンス!いいですね…いやぁ、好きだな、ニューホラ…(それしか言わない)
ショーが終わって千秋楽のシーンでは、アンサンブルの気持ちやタツヤの気持ちなんかが丁寧に描かれていて、ああこれがEternalか、と。
本編で語られない登場人物たちの細かな心の動きを知ることができてものすごく面白い演出だなと思いました。
そして屋上のシーン。
これをエモいと表現しなくてどうするの。
カンパニーのみんながコウイチを思い出す時、確かにその場所にコウイチは存在する。それぞれの心の中に存在するコウイチがその場所に現れて、歌が聞こえて、でも、それは思い出に過ぎないからやがて消えゆく。
コウイチを失ったカンパニーのこれまで。それぞれに前を向こうとして、コウイチを思い出にしようとして、これまで生きてきたんだろうなぁ、と。あの本編ラストの、その後がふんわりと描かれている。
私は例によってコシオカ定点だったので、コシオカがテラニシの袖をふいに引っ張って引き寄せた時に「???」ってなったんですけど、よく見たらその奥にはコウイチがいて、ん?これはさりげなくリカの隣、コウイチの立ち位置をあけたんか?と。
演出なんだろうけど、そのさりげなさが、見えないはずのコウイチの存在を際立たせているようでハッとしたのです。
タツヤのソロは、もうさすがとしか。
私は屋良っちライバルのバージョンしか見たことないので、あんなにガツガツしたライバルの感じが新鮮でした。
ライバル側にはいつも、若いメンバーが付いているイメージなんだけど、そこにマツザキがいるってのもいい。途中でマツザキ自身も語っていたけど、マツザキはコウイチに言われてタツヤの側にいるわけで。お兄さん的な立ち位置でタツヤのことを見守っている存在なんだろうなというのがすごくわかる。お兄さんのマツ……良い……
私はえび座で湊くんの楽しそうに踊る姿に心奪われているので、コシオカが舞台上に居る時以外はミナト定点しようと思っていたんですが、このタツヤソロはさすがにマツがかっこよすぎて目線奪われた。
もう!マツったら!この視線泥棒!!!
ダンスもキレッキレで、またこの時の衣装もいいんだよなぁ…!パープル衣装。そしてグローブ!この時のマツザキは間違いなくアイドル。
そろそろここらでSOLITARYの話をさせてください
なんでこんな大声で言うかって
SOLITARYコシオカの色気が首筋からダダ漏れだったからです
いやもう。あかんて。ソリタリこわい。わたしソリタリこわい。
ソリタリってまずそんな孤独なテーマだったんだね…そこまで深く読み取れずにタツヤの出とちり曲という認識でごめんなさい………←
後は、「女を抱きながら歌う色気全開のナンバー」で「最後にコウイチが銃でこめかみを撃ち抜き暗転する」っていう…ね???
それにしたってどうしてSOLITARYはこんなにえろいのか。あえて直接的な言葉を使うけど、これは本当にえろい。びっくりする。
あんな無表情で女の腰抱いて反らせて伏し目がちに踊られたらもうさ?お手上げじゃない?
ハットで表情ほとんど見えなくなるのにこんなにもかっこいい。あーもうやられた!お手上げ!!
私、ジャニーズのフッキングとか、マイクや小道具さりげなく渡すとか、演出助手的なJr.の動きが大好物なんですが、それをさりげなく受け取る側の動きももちろん好きなわけです。
後ろからハットを受け取ってスッと被り、何事も無かったかのように踊り出すコシオカ……ああ、良い!!!めちゃくちゃ好きなやつ!!!
この曲はフォーメーションも面白くて好きなんですが、どうしてもコシオカから目が離せなくてあんまり記憶にありません。勿体無いことしたな…
そこからの2幕に入る流れは、やっぱりどうしても苦しくなってしまったな。
カンパニーの心がバラバラになってしまうのつらい。
でも、殺陣のシーンはコウイチのタツヤの動きが映像と見事にシンクロしていて、すごかった。
演出の特性上、やっぱりこのコロナ禍であのシーンはできないよなぁ、と少し残念な気持ちにはなってしまったけど、それでもあんな風に新しい魅せ方ができるんだ!と、やっぱ堂本光一ってすっごいな!と、思いました。
あれこそ、Show Must Go On、なんじゃないかしら。
どんなことがあっても、その時に最善の魅せ方で、最善のやり方で。
あの部分は映像が長かったけど、全然違和感なく見ていられました。すごいなぁ。
刀を渡してしまったテラニシは、きっとこの先一生自分を責め続けるんだろうし、原因を作ってしまったタツヤは、きっと一生自分を許せずに後悔し続けていくんだろうなと、そんな2人の思いが伝わってきたシーンでした。
本編ではハッキリと語られないからこそ、今回こうして2人の思いが語られているのがいいなぁ、と。
ここらでDead or Aliveの話もさせてもらっていいですか
いや〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!仮面ってすごいね。癖だね。
仮面被ってるし、照明暗いし、映像だとなかなか探せないなって思ってたんだけど。
やっぱその点さ!生の舞台っていいよね!!!!!!!好きなだけ自担定点できるもんね!!!!!!!!!!!!
仮面してようが顔隠れてようが、踊り方でコシオカはすぐ判別できるので踊り方にクセある人って良い。←
ガッツリ双眼鏡でロックオンしてたんですが、一瞬、本当に一瞬、コシオカが唇の端でにやっと笑ったんですよね…その後は大体無表情だったんだけど……
え〜〜〜〜〜〜!!!!!なにそれ!!!好きじゃ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!ってなりました。ぞわっとした…たまらん…
思わず暗転した瞬間「か……っこい…」って呟いちゃったよ。よかった、座席1個飛ばしで。
傘をさしながら登場するマツザキはオトコマエすぎてびっくりしちゃった
以上です。
嘘です。
タツヤを見守る眼差しがやっぱりお兄ちゃんで、あのカンパニーの中でのマツザキの立ち位置とか、タツヤ・コウイチとの関係性とか、信頼関係とか、全てが現れている気がしたな。そしてやっぱり、マツって良い声だな。ナイスボイス。
崩れ落ちて泣くタツヤに傘をさしかけ奈落に沈んでゆくマツのかっこよさったら…
New York Dreamめちゃ良かったな…ステッキとハット…そしてビバさんってやっぱ美しいな……
あのシーンは本当に楽しそうで、温かくて、だからこそ切ない。
そしてHigher。
コシオカの首筋から色気が溢れ出ていた件について
誰か語り合いませんか。
なんかもうここから怒涛の色気。終始色気。
基本黒衣装=色気という認識なんですけど合ってます???
これあれよね、2〜3月帝劇SHOCKのステフォ87番のコシオカよね。(伝われ)
つまり好きなやつ。やっと生で見れた。
カッコよすぎて泣いた。これはガチ。
後は、この後でたすきがけコシオカとフッキングコシオカが見られたら完璧だったんですが、残念ながらそれは叶わず。
でも、今回フライングは諦めていたので、布フライングと傘フライングがあったのはびっくりしたし、嬉しかった!
フライングで横に控えるのはやっぱりふぉゆの2人ってのもね…といっても、私はコシオカばっかり見ていて、どうせシンメ位置はテラニシだろうと思い込んでいたのでシンメがマツだったと知ったのは終演後だったわけですが←
夢幻の群舞はやっぱり良くて、迫力があって、めちゃめちゃに良かった。
例に漏れずコシオカ定点だったわけですが、表情と、客席を真っ直ぐに見据える目と…なんというか、舞台の上に立つ人なんだということを再認識したというか。凛々しくて鳥肌立った。
ターンも美しくて、それでいて力強くて男らしくて、シンプルにああこの人好きだなって思いました。
CONTINUEは無条件で泣くよね。コウイチ……
最後にみんなが置いた花を全て抱えて笑顔を見せるコウイチが、きらきらと光って見えたような気がした。
このコロナ禍で、一番最初に無くなった現場が、あの3月のSHOCKでした。
だから、今回のSHOCKは、私にとってリベンジみたいなもので。
ああやっとSHOCKが観れるぞ、と。ああやっと、コシオカに会えるぞ、と。
楽しみに楽しみに楽しみに頑張って、日々の生活を頑張って、ようやくやってきた観劇の日だったのです。
ほんの数時間。
だけどそれは私にとって特別な数時間で。
この数時間のために私は何日だって、何ヶ月だって頑張れる。
久しぶりに、こんなに気持ちが満たされたような気がします。好きの気持ちはすごい。
そして、やっぱり生の演劇の力はすごい。
こんなに大きな幸せをくれる演劇という文化が、ショーというビジネスが、どうかこの先も消えずに在り続けて欲しいなと願います。