2024.01.07.Sun.
潤くんの展覧会に行ってきたよ。
下書きにあったの忘れてた
嵐の休止以降、どうもいろんなコンテンツを追う気力が弱くなってしまっていて。やっぱりそれは自担がお休みというところが大きいんだとは思う。
それでも何故かこれは「行かなきゃ」という気持ちになっていた。
どんなに好きな人が出ていてもよっぽどハマらない限り連続ドラマを続けて見ることが出来ない私。
そんな私が最初から最後までちゃんと見ることのできた大河ドラマ。
自分が愛知に住んでいるからということもあって、親しみのある徳川家康の物語。
「連続」ドラマは苦手だけど、それは「毎週毎週同じ時間に見る」という行為や「続きになることによって興味が途切れてしまう」ことが原因なだけで、物語を見ること自体は大好きなのですよ。
登場人物に共感したり、その時代に想いを馳せたり考察したりね。
『どうする家康』はやっぱり天下のNHK大河ドラマなだけあって、放送後のいろんな人の感想とか考察がたくさん見られるのも楽しかった。
前置きが長くなってしまったけど、そんな『どうする家康』の世界を徳川家康として生きたエンターテイナー松本潤が展覧会をするってんだから、これはすごいエンタメに触れられるぞって私の中のワクワクセンサーがピコピコ鳴った訳です。
が。
期待通り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(突然の大文字)
いやーーーーーー、もうね、やっぱりすごいよ松本潤という人は。
これから何が始まるんだろうというワクワク。
そこにはちょっと不安もあって、だからこそ最初の扉が開くまでがドキドキする。
1
真っ暗で静かな空間。
私がそこで感じたのは、恐怖と不安でした。
今どこにいるんだろう、この暗闇はどこまで続くんだろう、これで進み方合ってるのかな?
そこに現れる灯りと1枚の写真。
ドラマで「神の君」と称されていたとおりに、威厳のある神々しい姿。
この道で合ってたんだ、という安堵がありました。
もしかしたらこれは、手探りで進み続けてきた先に松本家康が見た最後の光だったのかもしれない。なんて。
2
さっきの1枚とは対照的に、膨大な数の写真。
インストラクションにあった通り、自分の一年半を思い返しながら見ていました。
そしたらなんか、感情がぶわあ〜っと込み上げてきてしまって泣きそうになった。
別にこの1年半、ものすごく苦しかったわけでも辛いことがあったわけでも無いはずなんだけど、1年半って結構あっという間に過ぎ去ってるよなぁとか考えたりしていて。
もしかしたら、つい数週間前の郁人くんの脱退とか、1年半前には夢にも思っていなかったなとか思ったりしたからかもしれない。
長いようで短いような、短いようで長いような、1年半と言う時間。その時間を潤くんは真摯に家康と、作品と向き合ってきたんだなぁとしみじみ思いました。
くたばる間際のムロ秀吉さんと笑い合ってる写真がとても素敵だった。
3
この部屋に入って、1枚目の写真を見て、私がまず思ったことは「信長は本当に家康のことが可愛くてしょうがないんだな」だった。
それから、岡田くんは本当に潤くんのことが好きなんだな、とも。笑
写真って本当に撮る人と撮られる人の関係性がそのまま出るから面白いなと思う。
そりゃああんな可愛い顔してこっち見られたら好きになっちゃうよなあ。
おふたりの対談も、映像と音声が1人ずつに分かれていて「対峙」している感が強くてよかった。
先輩と後輩。事務所があんなふうになってしまって、これから先どうなるか分からないけど、私はあの事務所独特の強い繋がりというか、関係性がとても好きだから、ああいう形でコラボしてくれるのがとても嬉しかった。
4
青と赤。
どうしたって嵐担なので、お山…とか思ってしまう嵐脳をぱっぱっと振り払いながら2枚の絵と向き合いました。
青と赤。静と動。平穏と激情。冷静と情熱。…の間の相葉。はっ、また嵐脳になってしまった。
ふざけてごめんなさい。
インストラクションの「青と赤という色が、この世に存在する意味」をずっと考えながら2枚の絵を見ていました。
対照的な2枚の絵は、家康の希望と絶望の表情にも見えたな。
まだ、その意味を考え続けています。
5
この空間では、「光に包まれてるな」と思いました。
日光東照宮。日光とか、照とかいう字が入っているせいか、どうしても私は昔からこの場所に光を感じている。
いや、まだ訪れたことは無いんだけど。
他の展示と違って色彩豊かな、それでいて自然な写真の数々に、写真っていいなぁと改めて思ったりした。
フィルムカメラ触りたくなっちゃった…定期的に言ってるなこれ。
この展示に刺激されて帰り道は持ってったトイカメラでめちゃくちゃ写真撮った。
6
前の展示にいる時から、聞こえていた潤くんの声。
部屋に入ると、部屋中に吊るされた言葉の数々に圧倒された。
あれは潤くんだったのか?家康だったのか?
今もまだ分からずにいます。
あの家康像は、潤くんの深い深い深い思考の中から生まれたものだったんだなぁと、声を聴きながら思わずため息がもれた。
最後に照らされる光は、思考が拓けたような、未来への道筋のような、夢から現実に帰る時みたいな、温かくて優しい光でした。
なんだか、全身で「松本潤」を浴びてきたなぁという感じ。
あの人はなんてエンターテイナーなんだろうと思いました。あー嵐のコンサートに行きたい。
今回、グッズは別にそんなに買わないよなぁと思いながら行ったのに、気付いたらかごいっぱいになってるあるある。
あの現象、誰か名前つけてください。
ミントタブレット食べれないのに買っちゃって困ってる。