きまぐれにっき

きまぐれに生きていきたいヲタクのブログ

何でもありという強さ

 

 

 

放課後の〜厨房男子〜♪

 

f:id:bluesnow-uma:20201115125041j:image

 

大阪はIMPホールにて、観劇してきました。

ふぉ〜ゆ〜主演「放課後の厨房男子〜まかない飯とShall we dance?編」

 

私は2作目である「リターンマッチは恋の味編」から見ている訳ですが、厨房男子は面白い!!!!!いや、ふぉ〜ゆ〜主演の舞台が、面白くないはずがない!!!!!

今作も、最初から最後まであはあは笑いっぱなしでした。コロナだから発声控えてなんて無茶言わないでください。笑いをこらえるなんて無理だあんなん。毎回毎回思うけど、ふぉ〜ゆ〜と共演する人たちってどうして笑わずにいられるんだろう(いや笑ってるけどさ)。我々は特殊な訓練を受けておりますってか。役者さんってすごいなあ。尊敬です。(そんなとこで尊敬すな)

 

まだ東京公演残っておりますが、ネタバレありの感想綴っていきますので未観劇の方はどうぞ回れ右をお願いいたします。

 

 

コロナなんて空気の読めないウイルスがまだまだ世界に居座っているせいで、皆さんお馴染み、大地くんの豚汁販売シーンは客席にいるということにして舞台上で行われました。いつもなら登場する下手側客席扉からそれなりに近い席だったので、通常通りの演出だったら大地くんが豚汁持って目の前に登場したんだなぁと残念に思ったりしましたが、舞台上でも大地くんは可愛かったし颯太先輩は良い感じにチャラくてウザかったのでいいです。翔平先輩は毎年クセの強さ更新してない?零士が霞む。いや霞まないわごめんなさい。

 

そんなこんなで3年目も全く同じ演出から始まった厨房男子。そろそろ私も台詞が言えると思います。

 

何と言っても厨房男子は曲がポップで可愛くて、ダンス含めて印象が強い。

過去2作のテーマ曲もやってくれたのですが、全部覚えてた。全然違う曲なのに、歌詞とか曲調とかで繋がりも感じられて、だから印象に残ってるのかなと思います。個人的にリターンマッチは恋の味好きすぎる。リターンマッチ〜♪の颯太先輩の踊り方が好きすぎる。というか颯太先輩が好きすぎる。厨房男子は観念して越岡担になり、豚汁をふぉ〜ゆ〜された思い出の現場なので感慨深い。

 

と、そんな話はさておき、厨房男子がやっぱりすごいなぁ面白いなぁ、と思ったのは、このコロナ禍において「厨房男子は何でもあり」の利点を生かし切ってるということ。

まぁ「何でもあり」だと思ってるのはこちら側だけかもしれないんだけど(笑)

 

客席降りできないからって、「いつも通りそこから出てきたというテイで」なんて言っちゃうのもひとつの面白さ。だってそんなんわざわざ言わなくていいじゃん?ちょっと演出変えて、そしたら観客側だって「まぁそうだよなぁ」くらいで納得するのに、わざわざいつもの位置に照明当てて「今年は客席降りできないからさぁ!ゴメンネ!」みたいなアピールで。いや別にアピールはしてないか。

 

それから、何と言っても舞踏部の「換気の儀」ですよ。意味わからん最高。何でもありじゃん舞踏部。

いくら換気が必要だからと言っても、物語の合間にこれみよがしに換気するの意味わからんすぎて好きだった。空気中の微細なウイルスにより肩の古傷が痛むって何???換気の妖精って何?????仰ぐのおかわりって何?????

正直、この演出が一番「厨房男子すげ〜!好き〜〜〜!!!」ってなりました。←

このコロナ禍という状況を逆手にとってエンタメに昇華させてしまうのが、素晴らしい。

シリアスなお芝居じゃこうもいかないから、コメディならでは、厨房男子ならではの強みだなと思います。すごい。

 

 

あと、厨房男子は一体どこまでが台本で、どこからがアドリブなのかが本当に分からない。

全部台本に組み込まれて計算されたものなんじゃないかとも思うし、自由すぎて実はずっとアドリブなんじゃないかとも思う。そのくらいずっと舞台のどこかしらで笑いが起きていて、終わる頃には程よく腹筋が鍛えられていました。厨房男子見続けたら腹筋割れんじゃないかな。

 

私の観劇した大阪公演千秋楽は、生配信もされていたので、換気の儀に4人のお兄さんが登場したり、如月先輩がアドリブぶっ飛ばしてたり、みんなカメラへのアピールすごくてきゃっきゃしてたり(かわいい)ちょっとだけスペシャルな回だったのかなと思います。今回は2度3度と見るのを控えているので、比較ができないのがなぁ…ちょっと残念。複数回見れるとあそこアドリブ!?とかいろんな発見があって、そこがナマモノである舞台の面白さだなと思うんだけど…まぁこのご時世です。仕方ない。

 

でも、そんなこのご時世だからこその今回の厨房男子の面白さが完成したと思うと、これも運命かなぁなんて。

どんな状況下であれ、面白いエンタメを追求し、舞台の上で輝き続けているふぉ〜ゆ〜はとっても素敵でした。

 

あ〜あ!ふゆパラ行きたかったなぁ!!!(大の字)

今度、ふぉ〜ゆ〜のエンタメを体感できるのはENTA!3の予定です。今からわくわくが止まりません。