きまぐれにっき

きまぐれに生きていきたいヲタクのブログ

私は郁人に恋してる

 

 

 

さようならグッバイ…………………………………………(号泣)

 

 

 

f:id:bluesnow-uma:20200203210826j:image

 

 

 

 

さとしきゅん……………

 

 

 

f:id:bluesnow-uma:20200203211134j:image

 

 

 

 

どうも。

天国の本屋大阪初日、幕が開いてさとしきゅんが第一声を発した瞬間涙を流した河合担です。

自分でもあまりの気持ち悪さに引いた。

 

無事に全公演が終わり、もうさとしきゅんに会えない寂しさに打ちひしがれています。今も頭の中ではさとしとユイちゃんが「さようならグッバイ…」って歌いながら別れてゆくので涙が止まりません。重症。

 

 

本当は、初見の勢いのまんまブログ書き上げようかと思っていたのですが、

ふみくんすき

かっこいい

歌がうまい

と永遠に言うだけになってしまうのでさすがに自粛しました。

 

しかし、こうして日を改めてみてもやっぱり

ふみくんすき

かっこいい

歌がうまい

しか出てこないのでもうそれだけでいっか、なんて気持ちになっています。

こんなどストレートなブログタイトルにしてしまうあたり、恋は盲目です。

 

一応、頑張って文章にします。

終演から1ヶ月以上が経ち、今更ではありますが、私の天国の想い出。

 

 

 

 

まず、原作に忠実なストーリー。

これ、私的にはかなり大事な要素だった。

やっぱり、原作があるものはできる限りその原作に忠実に作り上げて欲しいなと思うタイプの人間なので、原作に忠実なストーリーなの本当に嬉しかった。

大好きなシーンに限ってまるっとカットされちゃうとか、なんか分からんオリジナル要素が入ってきて展開変わっちゃうとか、よくある話なので…………

 

最後の朗読の所で、男の子が『ろけっとこざる』を持っていることに気付いた時には、制作陣の原作へのリスペクトを感じてなんとも言えない嬉しさが込み上げてきた。これ、気付く人は気付くよねっていう。

 

ただ、ラストシーンだけは原作と少しだけ変わっていて。

それでも、私的にはあそこは原作で書かれていない所を付け足した、という解釈なのでめちゃめちゃ泣きました。原作を読み終えた時に感じた後味の良さが、そのまま落とし込まれていてすごく良かった。

 

 

それから、楽曲の良さとキャラクターの魅力。

ミュージカルなんだから当たり前なんだけど、ずーーーーーっと歌ってるのね。

郁人が「人生で1番歌ってる」みたいなこと言ってたけど、本当にそのくらい、ずっと歌。

でもその歌が、ストーリーの流れにぱちっと合わさっていて心地良いし、良曲揃い。

どのシーンのどの歌も素敵で、観劇から何日経っても頭から歌が離れてくれません。

 

歌の良さに加えて、それぞれのキャラクターの表現で、その歌が何倍も、何十倍も素敵なものになっていました。

 

例えば、ヤマキ。トムさんのゆる〜くてテキトーな感じの歌い方で、ヤマキがどんな人間なのかがすぐに分かるし、アロハシャツ、という見た目のキーワードからハワイアンな曲調なのも面白いなと思った。

言葉の端々に感じるヤマキのテキトーさと、さとしに何を言われてものらりくらりとかわす感じと、ユイちゃんにはちょっと弱い感じが憎めなくて可愛らしくて、とっても魅力的。

『神様なんだ』と言われても信じてしまうような貫禄もあって、最後まで、謎。嘘だと言われても、実は本当に神様だったんじゃないかしら…?なんて。

あのヤマキは、トムさんだからこそ出せる味があって素敵でした。

 

ユイちゃんの振り幅は大きかったなぁ。淡々としていてもどこか可愛らしい歌声。「あたしは本が大嫌いなんだよ!」と激しく怒りをぶつける時のロックな歌声。さとしへの恋心が滲み出る優しい歌声。これを歌い分けるさゆちゃんはすごいなぁ…とただただ感心でした。

原作を読んだ時、私の中でユイちゃんはもっと仏頂面でボーイッシュな、もっとトゲトゲした感じの女の子をイメージしていて。

だから、最初にメインビジュアルが出た時に「ちょっと可愛らしすぎるんじゃないかしら…」なんて思っていたのです。

だけど、そのイメージが変わりました。

淡々としていて、ツンツンはしているけど、ユイちゃんだって普通の女の子なんだ、と。

ナルニア国物語の朗読のシーンは、もらい泣きしてしまった。ルーシィになり切って台詞を読むユイちゃんはあの瞬間、紛れもなくナルニアの世界にいた。

そして、さとしとの別れ、再会は、最初のツンツンした態度が嘘みたいに優しくて柔らかい表情でさとしを見つめていて、とっても可愛い恋する女の子の顔でした。ユイちゃん総じて可愛かった…

 

アンサンブル、と呼んでいいのかな…?

たくさんの役をしていらした皆さまもお一人お一人がとても魅力的でした。

テーマのようなあの曲に乗せて、次々にお客さんが登場する場面はわくわくしたし、物語に合わせてくるくると衣装や表情を変えながらお芝居されているのがとっても楽しそうで素敵でした。

 

 

 

それからさとし。

さとしもまた、振り幅が大きい。

1番驚いたのは朗読のシーンかな。ヘンゼルとグレーテルのきこりの台詞。あの一文を歌い出した瞬間、その声の太い響きに「あれ?これ本当に郁人が歌ってる…?」と、一瞬疑ってしまったほど。

あんなに太くてよく響く声が出るんだ……好き………ってなってました。単純なヲタクですまん。

ナルニア国物語の冒頭も良かった…

『時よ!』と言う時の、あの劇場の空気がビリビリと震える感じ。まさに、ナルニアの王であるアスランの台詞だなぁという感じで、背筋が伸びる感じがした。

 

なのに!!!!!

 

天国の本屋キャストの中で1番小柄で華奢で、周りの大人たちにひょいっと腕掴まれたり担がれたり連れ去られたりしているさとしきゅんが可愛すぎてたまらんかったです。

天国に突然連れてこられて、ヤマキにきゃんきゃん吠えているとこなんか、小学生かな?って思うくらいの可愛さだった。ちゃちゃっと軽くあしらわれてるさとしきゅん不憫すぎる。かわいい。

 

だけど、さゆちゃんが小柄なおかげで(おかげで?)隣に並ぶとちゃんと男の人だぁ……ってなったのはしんどかったです。

 

曲に関して言うならば、『ここはどこだ!?』みたいな力強い曲はやっぱり郁人の声質にばっちりハマる。怒りや戸惑いを含んだ、よく通って伸びる歌声は、ロックな曲調にぴったりでした。

 

でも、『緑の瞳の女の子』ではもんのすごく優しい顔して歌うからハシを思い出したし、やっぱりこの人顔が綺麗すぎるなと思った。とんでもねぇ美しさ。天使かと思った。

いつも思うけど、はっしーとは全く違う、歌のうまさだなぁと思います。

そしてこの幅広い表現は、いろんな舞台や楽曲を経験した今の郁人だからこその表現なのかしら、なんてとこまで考えてしまって勝手に感慨深かった。

 

 

 

感想をいろいろ見る中で、さとしとユイがお互い恋に落ちる瞬間、そこに至るまでの経緯が短すぎない?というのを見たのだけど、私はあまり気になりませんでした。

そこまでのなんでもないシーンでのお互いに向ける視線とか表情とか口調とか仕草とか、いろんなところでじわじわと惹かれていく感じが出ていて、自然だなって思いました。明確に恋に落ちる瞬間なんてそうそう無いもんね。

気付いたら気になってて、気付いたら恋してた。そんな感じ。さとしがユイちゃんに向ける視線の甘さで分かるよ……

 

「さようならグッバイ…」と歌う別れのシーンは、2人の声が綺麗に溶けて、混ざって、とても美しいシーンでした。

さゆちゃんの声は透明感があって儚くて、郁人の優しい歌い方と相まって本当に綺麗だった。

あと河合郁人のあすなろだきはダメだって……しんじゃうって………耳元であんなあまあまの声で歌われたら腰砕けてしまう………ああ思い出すだけで苦しい。←

別れる時に、さとしの口元がユイ、って動いてるのを見てぐっと来たし、そこで一気に苦しくなって涙が出た。

 

基本、『僕はあの子に恋してる』を歌った後くらいからラストに向かうにつれて、ユイちゃんに対する声が激甘になっていくの最高すぎた…

ナルニア国物語を差し出しながらの「ここからは、ユイの番だよ」とか、再会後に本を受け取りながらの「わかった、いいよ」とか…声が甘すぎて耳溶けるかと思った…(おおげさ)

 

ユイちゃんとの再会は、嬉しくて思わず抱きついちゃうさとしの表情がちょこっとだけ見えて、もう嬉しい全開の顔しててすっごく良かった。可愛いしかっこいいしもういい加減にして欲しい。

その後でふわっと抱き寄せる時の柔らかい表情も、「信じていいのね?」と歌うユイちゃんに頷く時のあまくて優しい表情も、普通に恋した。あれは恋。好きすぎる。いい加減にして欲しい。(2回目)

そしてユイちゃんと向き合って、ちょっと鼻を近づけて、ユイちゃんがふふって笑って………え!しんど!!好き!!!!そういうカップル!!!!!しんどい!!!!

別れのシーンまでの苦しくて切ない気持ちが大きかった分、嬉しくて温かい気持ちがぶわあーっと込み上げてきてまた涙が出ました。

神様ありがとう!!!!!

 

「さぁ、何にしようかな」

最後にユイちゃんと手を繋いで言った、嬉しくてわくわくしたさとしのこの最後の台詞に、ふたりのこれからを予感して泣きました。

あぁ、これこれ。原作にも感じた、爽やかな後味の良さ。本を閉じて、はぁ…と思わず幸せなため息が出てしまったあの感じが、舞台でも味わえて嬉しかった。

 

こんなにも素敵なミュージカルに、郁人が座長として出演したことに、勝手に誇らしさを感じてしまいました。

あー、また観たいなぁ……未だにあの楽曲たちが頭から離れません。ここは〜天国の〜ほんっや〜♪

 

本当に素敵なミュージカルだったので、是非とも再演して欲しいし、サントラだって出して欲しい。ヲタクは強欲なので、再演時にはできたら同じキャストでやって欲しい。

また、天国の本屋の皆様に会える日を願っております。

 

あー、私はやっぱり郁人くんが好きだなぁ!!!!!!!!!!!

と、再確認した舞台でした。

 

 

 

と、最後の最後に少しだけ雑談。

泣いた赤鬼の朗読の後、暗転したところで階段運んでがちゃんって留め具したとこ見て河合郁人の仕事人を感じました。

さすが数々の舞台装置を扱ってきただけあって手馴れてる……手早いお仕事………きゅんとした……

私、ジャニーズが安全具付けてるのとか、フライングのハーネス装着してるのとか大好き。特にえびさんはあれ全部自分たちでやるから好き。ときめいちゃう。

仕事のできる男が嫌いな女って、いるのかしら。